今月の病気(平成17年)

インフルエンザ脳症

インフルエンザ脳症は主に6歳以下の乳幼児に発症し、インフルエンザ発病後に急速に意識障害や 痙攣といった神経症状を起こす、重篤な病気です。毎年100〜200人発病し、死亡率は30%(細菌は15%)で、25%のこどもに後遺症が残ります。インフルエンザ脳症が疑われる時は、至急 医療機関を受診してください。
どんな症状がみられますか? @意識障害 眠ったようになってしまい、呼びかけや痛みで刺激しても覚醒しない状態をいいます。軽い場合はなんとなくぼ〜っとしている。進行すると、刺激しないと すぐ眠ってしまう。つねっても覚醒しない。
Aけいれん(ひきつけ) (注)インフルエンザでは『熱性痙攣』よくみられます。熱性痙攣は高熱により けいれんが起こるもので、後遺症は残しません。熱性痙攣では通常けいれんの時間が短く(ほとんど5分以内)、しばらくすると目を覚まします。

*けいれんの持続時間が長い、けいれんを繰り返す、意識がなかなか戻らない、こんな時は脳症の可能性があります。
**至急、医療機関を受診してください。

(注)小児では、高熱を出した際に、『熱せんもう』と言って急に笑い出したり、訳のわからないことをしゃべったりすることがあります。『熱せんもう』による異常行動は、インフルエンザ脳症と区別がつきにくいことがあります。
*異常行動が1時間続く場合や、意識障害を伴う場合は、脳症の可能性があります。
**至急、医療機関を受診してください。
B異常言動・行動 普段と全然違う おかしな言動で、様々なものがあります。よくあるのが、「ゾウやライオンがいる」などの幻視・幻覚を中心とした意味不明の言動です。他には お母さんがそばにいるのに お母さんを探し回る、自分の手をハムだ、ポテトだなどと言ってかじりつく、急に大声で歌いだす、理由もなくひどくおびえる、というようなことも時々みられます。
予防方法は? インフルエンザにかかってからは、脳症の予防はできませんが、解熱剤として アスピリン、ボルタレン、ポンタールを使うと、脳症になる危険性が高くなりますので、インフルエンザに罹った子どもには 熱さましとして、アセトアミノフェン(アンヒバ、カロナール、コカール、アルピニーなど)を使ってください。


熱性痙攣(ひきつけ)

ひきつけた時はどうしたらよいでしょうか? @あわてない 痙攣の大半は数分以内に止まり命にかかわることはまずありませんので、あわてず落ち着いて対処しましょう。
A何もしないで観察する 舌をかまないように、口の中に指や箸を入れてはいけません。痙攣で舌を噛むことはごくまれです。指を入れると食いちいぎられる可能性がありますし、箸を入れると口の中を傷つけたり嘔吐を誘発したりすることになります。

*けいれんは何分続いたか。
*けいれんしたのは左右両方か、右だけか、左だけか。
*目はどうだったか(上をむいて白目をむくことが多い)
を観察し、後で医師に詳しく伝えられるようにします。
B楽な姿勢で 体を横に寝かせ、服をゆるめ、洋服についている危ないもの(ピンなど)をとりはずします。
C吐くと危険 吐いて吐物をのどに詰めると窒息するので危険です。吐きそうなしぐさをしたら体を横に向けて吐いたものがのどにつまらないようにします。
D電話で連絡 痙攣が止まったら当院(いとう小児科)に電話してください。救急車できなさいとか、しばらく休んでからきなさい、など指示をします。

*
5分たっても痙攣が止まらない時は痙攣中でも電話してください。当院がしまっている時は申し訳ありませんが他院または急患センターに電話(または直接受診)してください。
注意を要する場合 けいれんが長時間続く場合、痙攣後なかなか意識が戻らない場合は、髄膜炎や脳炎などの重い病気が隠れている場合があります。
熱性痙攣の予防法 熱性痙攣を起こしやすいこどもさんには、発熱時に 痙攣止めの座薬(ダイアップ座薬)を使うことで、痙攣を予防することができます。ダイアップ座薬の詳しい使用方法は当院でお教えしますのでご相談ください。(注意 熱さましの座薬には 痙攣予防の効果はありません。)

こどもの急性中耳炎

鼓膜の奥にある部分を中耳といい、ここに細菌が入って炎症をおこしたものを急性中耳炎といいます。
(注)滲出性中耳炎は中耳にしみだした水がたまりっぱなしになる病気です。
急性中耳炎はこどもによくみられます。かぜをひいて、鼻やのどに入り込んだウイルスや細菌が、耳管という管を通って、中耳に入ることによっておこります。乳幼児の耳管は年長児や成人の耳管に比べて、水平で短いため、細菌が中耳に侵入しやすく急性中耳炎がおきやすいのです。
症状 耳の痛みと発熱です。赤ちゃんは自分で耳が痛いと言えないので、不機嫌、不眠、泣いてグズグズ言う、耳をよく触るなどの症状がみられます。熱は微熱の場合も高熱の場合もあります。中耳炎が進むと鼓膜が破れて耳だれが出ます。耳だれが出ると耳痛はなくなります。
治療 細菌をやっつけるために抗生物質を使います。耳痛がひどい場合は、アンヒバ座薬やコカール(コロナール)を使います。膿がたまって鼓膜が腫れている場合は、鼓膜を切開して膿を出さないといけないので、耳鼻科を紹介します。急性中耳炎は完全に治さないと、再発したり、滲出性中耳炎を起こして難聴の原因になることがあります。治療は長期に続くことがありますが、完全に治癒するまでしっかり治療を受けてください。

頸部・後頭部のリンパ節

 首の周りや頭の後ろにちいさなグリグリが触れることがあります。入浴や着替えをしているときに気づくことが多いようです。表面は滑らかでよく動きます。触っても痛くないことが多いですが、時に痛がることがあります。

 このグリグリはリンパ節で、まず心配することはありません。リンパせつは体のあちこちにあり、細菌や異物が体内に入り込むのを防いでいます。

 頭に湿疹、引っかき傷、とびひなどができると頭の後ろのリンパ節が腫れます。
 のどが腫れると首のまわりのリンパ節が腫れます。
 (湿疹やのどの腫れが治まるとリンパ節は徐々に小さくなります。)

*気がついた時の大きさを覚えておきましょう。大きさに変化がなければ心配ありません。リンパ節がどんどん大きくなったり、脇の下や股の付けねなどの他の場所のリンパ節も腫れてくるようなら診察が必要です。ごくまれに悪性の病気のことがあります。

夜尿症

 赤ちゃんは みんな おねしょをしますが、5歳を過ぎると おねしょをするのは5人に1人に減ってきます。小学校入学後も頻繁におねしょが見られる場合を『夜尿症』と呼びます。
原因は? 夜尿症には尿量が多くてもらしてしまうタイプ『多尿型』と膀胱容量が小さく尿をたくさん貯められないタイプ『膀胱型(未熟型)』があります。この両方を併せ持つタイプ『混合型(多尿型+膀胱型)』もあります。
検査は? @早朝第一尿を検査して尿の異常がないかを調べます。濃さも調べます。
A水分摂取量をチェックします。ジュースや牛乳の飲みすぎを止めるだけでなおるこおとがあります。
B夜間の尿量を調べます。多尿型では、夜間の尿量>>計算上の膀胱容量(体重×8.4)
Cおしっこをぎりぎり我慢させた時の尿量も調べます。
 膀胱型では 我慢させた時の尿量<<計算上の膀胱容量(体重×8.4)
治療法は? 当院では 多尿型には まず 生活改善を行ないます。治らない場合にはトフラニール(三環系抗うつ剤)やデスモプレシン(抗利尿ホルモン剤の点鼻薬)を使います。
膀胱型には膀胱訓練(おしっこをする時にギリギリまで我慢してから排尿する)を行い、治らない場合にはポラキス(自律神経調節薬)を使います。
*漢方薬での治療を希望される場合は漢方薬も使います。
日常生活で気をつけることは? @無理に夜間起こさない。(夜間起こすと抗利尿ホルモンの分泌が低下するので、夜尿がかえって悪化する)
A寝る前2時間の水分摂取を控える。
B食事の塩分量を少なめにする。
C規則正しい生活をする。(夜更かしや不規則な生活は夜尿を悪化させる)
D寒さ対策をする(夜尿症の子供は冷え性のことが多い。冬には電気毛布など活用しましょう)


6月

アデノウイルス感染症

 夏になるとアデノウイルスによる風邪が流行します。アデノウイルスには多くのタイプのものがあり、その型により症状が異なります。8,19,37型は流行性角結膜炎(はやり目)をおこします。2,3,4,7,14型は喉頭結膜熱(プール熱)をおこします。このように結膜炎を起こすウイルスとして有名です。
 喉頭結膜熱は夏にプールを介して流行するので『プール熱』とも呼ばれます。(*プールに入らなくても うつることがあります。)39〜40℃の高熱が3〜5日(ひどいと7日)続きます。のどが真っ赤に腫れます。結膜炎を起こして目が赤くなります。
1〜7型 急性喉頭炎・扁桃炎をおこします。39〜40℃の高熱が3〜5日(ひどいと7日)続きます。のどが真っ赤に腫れます。扁桃炎に白い苔がみられることがあります。
40,41型 ウイルス性腸炎を起こします。発熱、嘔吐、下痢がみられます。嘔吐はあまりひどくなく、1,2日で治まります。下痢はさほどひどい下痢ではありませんが、1,2週間続きます。まれに、白色便またはクリーム色便を呈することがあります。(*白色便が見られる疾患としては、ロタウイルスによる腸炎がよく知られていますが、アデノウイルスでも白色便になることがあります。白色便性下痢症=ロタウイルスというわけではありません。)
11型 出血性膀胱炎を起こします。血尿、排尿痛がみられます。1週間ほどで治ります。
 アデノウイルス感染症では高熱が続くため、保護者の方がとても心配されることがあります。このような時には、アデノウイルスが原因かどうかを簡単に調べることができる検査キットを使って検査を行ないます。のどや結膜を綿棒でこすって検査しますが、10分ほどで結果がわかります。
 ただし、検査が陽性でも、アデノウイルスには特効薬(抗ウイルス剤)がないので、解熱剤などで熱が下がるのを待つしかありません。


5月

こどもの日焼け

日焼け、シワ、たるみの原因となると言われている紫外線
強すぎると細胞や遺伝子がダメージを受け、炎症や皮膚がんとなって現れます。
人は18歳までに生涯で浴びる全紫外線量の約半分を浴びると言われています。
幼少期から、紫外線をさける習慣を身につけさせましょう。
5月から夏にかけては紫外線量が多くなるので要注意です。
午前10時から午後2時は紫外線が強い時間帯なので要注意です。
紫外線を浴びることでビタミンDが作られて骨を強くすることができるため、昔の母子手帳には日光浴の勧めが書かれていましたが、紫外線の害がより注目されるようになり、1998年から削除されました。
どんな日焼け止め
がいいですか?
使ってみて肌荒れがないものを選ぶのはもちろんですが、使い終わった後、石鹸で容易に洗い落とせるものがよいでしょう。
皮膚の弱い6ヶ月以下の赤ちゃんには使わないで!
PAとは? 紫外線Aの予防効果の目安です。
PA+効果あり、PA++かなり効果あり、PA+++非常に効果あり
SPFとは? 紫外線Bの予防効果の目安です。
SPF10とは何もつけてない場合の10分の1に紫外線を抑えるという意味です
夏の海辺で日光浴をすると、何も塗らない場合約20分で肌は赤くなり始めますが、SPF30の日焼け止めをきちんと塗ると、約10時間(20分の30倍)肌が赤くなるのを防ぐことができることをあらわしています。
 日常生活・・・SPF15  長時間の外出・・・SPF30  海 山 スキーなど・・・SPF50
 数値の大きいものほど紫外線を含む成分の配分量も多く、それだけ肌への負担も多くなります。シーンに合わせて適度な数値のものを使い分けましょう。

4月


ヘルパンギーナ

コクサッキーA、コクサッキーB、エコーウイルスによる感染症で、春から夏にかけて乳幼児の間に流行する夏風邪のひとつです。のどの奥に口内炎ができて痛いので、食欲が落ちます。ひどくなると水分もとれなくなり、脱水になることもあります。
症状 38〜40度の高熱が2〜3日続きます。のどの奥に口内炎ができ、口の中を痛がります。痛みが強いと水分も採れなくなり脱水になることもあります。
熱さましや のどの痛みを抑える薬を処方します。
こんなときはもう一度診察を @口の痛みが強くて水分を採れなくなったとき。
A高熱が4日以上続く時
B吐いて元気がなくなったとき
家庭で気をつけること  口の中が痛いときはかまずに飲み込めるものを与えます。熱いもの、硬いもの、すっぱいものはだめです。
 水分を十分与えてください。麦茶、乳製品、スープなどがお勧めです。
 熱が下がり元気なら入浴はかまいません。
 熱が下がって口の痛みが取れるまで3〜5日は保育所幼稚園学校は休ませましょう。

3月

BCG

平成17年4月からBCGが変わりました。
@対象年齢が6ヶ月未満の乳児となりました。
Aツベルクリン反応がなくなり、BCGのみの接種となります。

BCGって? *結核を予防するためのワクチンです。
 上腕外側部に細い針のついたスタンプを押し付けて接種します。
 接種後1時間以上経過し、十分乾燥させれば入浴はかまいません。
 接種後、2週間から1ヶ月くらいで針痕の部分が赤くなり盛り上がってきます。膿をもつこともありますが、2ヶ月を過ぎると徐々に腫れがひいてきて治ります。
副反応は? *BCGの部位の膿をもった部分がジクジクしてくることがあります。清潔にしておけば問題ありません。が、ひどいと感じた場合は受診してください。
*BCGを接種した側の脇の下や鎖骨の上のリンパ節が接種後1〜2ヶ月で腫れることがあります。
 大部分は6ヶ月以内に自然治癒しますが、念のため受診してください。
コッホ現象とは? *すでに結核に罹っている人にBCGを接種すると、接種部位が1〜2日で強く腫れて膿瘍をつくり、その後速やかに治ることがあります。これをコッホ現象とよんでいます。接種後数日以内に強く腫れた場合は必ず受診してください。

2月

こどものアレルギー性鼻炎(花粉症)

アレルギー疾患のひとつで、ハウスダスト(ほこり)やダニ、花粉やカビが原因でおこります。風邪をひいていないのに、くしゃみ、鼻水、鼻づまりが続きます。花粉が原因(花粉症)の場合は、天気の良い日に症状が悪化します。アレルギー性結膜炎を伴うと、目のかゆみや流涙がみられます。
原因は? 小児ではハウスダストやダニが原因になることが多かったのですが、最近ではスギやイネ科の雑草による花粉症が小児でも増えてきました。
      スギ花粉症は2〜4月、イネ科花粉症は4〜8月、キク科花粉症は9〜11月
に症状がみられます。
検査は? 当院では、Ige検査を行なっています。ダニ・スギ・カビなどです。ペットを飼っている場合はネコやイヌの皮屑(フケ)のども調べます。
治療は? @鼻水の多い場合、ザジデン、セルテクト、アゼプチン、ニポラジン(ゼスラン)」、アレギサール(ペミラストン)などの抗アレルギー薬のコナ薬を処方しています。
A錠剤が飲める年長時にはエバステルやジルテックを使います。
B花粉が飛ぶ1ヶ月前からの服用が効果的です。鼻水を止めるにはオノンが有効です。
C飲み薬だけでは不十分な場合、抗アレルギー薬であるリボスチン点鼻薬やステロイド薬であるフルナーゼ点鼻薬を使います。
家庭で気をつけること @花粉情報に気をつける。
A花粉飛散の多い日は外出を控える。窓や戸をしめる。
B外出する時は花粉のつきにくい衣服・マスク・眼鏡を使う。
C帰宅したら、家に入る前に衣服をはたく。
D帰宅後、洗顔・うがいをし、鼻をかむ。
E空気清浄機を使う。


1月


おたふくかぜ

ムンプウイルスによる感染症で、耳下腺が腫れます。おたふくかぜに罹った人の約3割は軽症で、あまり症状がでません。腫れがひくまでは他の子にうつりますので、保育所・幼稚園・学校は休ませてください。

症状  2〜3週間の潜伏期間を経て、耳の下にある耳下腺と顎の下にある顎下腺が腫れます。たいてい左右とも腫れますが、片側だけのこともあります。耳下腺が腫れると とても痛く、特に噛む時に痛みが強くなります。腫れは1週間ほどでひきますが、ひどいと2週間ちかく腫れます。
 熱は始めの3〜4日間みられますが、軽いとほとんど出ません。
治療法  熱や痛みに対して解熱鎮痛薬を出します。痛みが強くなれば、アンヒバ座薬かカロナール細粒の頓服で十分ですが、痛みが強い時はポンタール(シロップまたはコナ薬)を処方しています。
 痛みが強い時は、湿布などで耳下腺を冷やしてもかまいません。
家庭で気をつけること @すっぱいものや、よく噛まないといけない食べ物は避けましょう。あまり噛まずに つるんと飲み込めるものを与えてください。乳製品、スープ、ゼリー、プリン、豆腐、おかゆ などがお勧めです。
A高熱があるときや痛みが強い時は入浴を避けてください。
髄膜炎を起こすことがあるので注意が必要です。  おたふくかぜは約1週間で自然に治りますが、役10%の頻度でウイルス性髄膜炎をおこすことがあるので注意が必要です。髄膜炎は熱が下がってきた頃に多く見られます。やんちゃな子に多く、熱が下がったのでドンドンと飛び跳ねて遊んだら、翌日から頭痛と嘔吐を訴えるようになったというのが典型的パターンです。
 髄膜炎が疑われたら、腰の背骨の間に針を刺し(腰椎穿刺)て、髄液をとり、白血球が増えているかどうかを調べます。入院治療が必要で、安静、点滴、鎮痛剤などにより数日で治ります。
 髄膜炎にならないようにするために、発症後1週間は家で大人しくしておきましょう。
ごくまれに難聴になります  おたふくかぜによる難聴の特徴は、片側に起こるということと、高度の難聴でなおらないということです。片側性のため日常生活には支障はまずありません。
成人男子では精巣炎を起こすことがあります  成人男子が おたふくかぜに罹ると高率に精巣炎を起こします。精巣が痛くなり、歩けなくなるほどです。通常片側しか起こらないので、不妊になることはまずありません。
おやふくかぜのワクチンをうけましょう  おたふかかぜは やっかいな合併症を起こすことがあるので、予防接種をお勧めします。有効率は90〜95%です。以前、ワクチンによる髄膜炎の副反応が問題になりましたが、発生率は0.01%で、自然感染(10%)に比べてかなり低率です。
 おたふくかぜは、罹った人に接触後すぐワクチンをしても発症は予防できませんので、早めにワクチンを受けておきましょう。
(注意:麻疹と水痘は罹った人に接触後72時間以内にワクチンすれば発症予防が期待できます。)